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本の話とほんのちょっとこわーい話 No.2 [2008]

ついでにもう一つ。
 私は本が好きな子で、もちろん音楽もですが、これは父がらみなのでまた・・・。
 
 小学生の時、「世界の名作全集」という百科事典の様な、ごっつい、一冊に何話も入っているのを買ってくれていて、よく読んでいた記憶があります。
その中の、「奇岩城」というアルセーヌ・ルパンの冒険小説がお気に入りでした。

当時、小学校の図書はミステリー物がいっぱいありました。

江戸川乱歩の「少年探偵団」や「怪人二十面相」
コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズ
モーリス・ルブランの「怪盗ルパン」シリーズ

もう片っ端から、借りては読んでました。

 高校生の時は、エラリー・クイーンの「Xの悲劇」とか、特に
アガサ・クリスティーは大好きで、本屋にいっぱいあったので、かなりはまってましたねー。ポワロとかミス・マープル物。
本屋のお得意さんでした。
ほとんど買ってたんじゃないかな~・・
本棚に赤い背表紙がずらっと並んでましたから。
クリスティーの自伝まで持ってた。(笑)

ミステリー小説っていうのは、一旦読み始めると、止まらなくなります。
勉強そっちのけで、よく遅くまで布団に寝っ転がって、スタンドつけて読んでました。
ひどい時は、窓の外が白々と明るくなるぐらいまで・・・

そういう時に寝ると、きまって ”金縛り”に、あってました。

これ、心霊現象とかじゃなく、レム睡眠とかそっちの方の関係かもしれませんが・・・

”金縛り”プラス、心臓にグワーン グワーンて圧力がかかって来るんですよ。
もう、しんどいのなんのって・・・
でも、ちょくちょくあったので、その内「ああ、また来たか~」って感じで
結構楽しんでましたね。
根が楽天家で、物事を深く考え込まないタイプですから・・(笑)

今は、どんなに遅く寝ても全く何ともないです。
爆睡してるから、夢も覚えてません。

目をつむって開けたら朝だった・・・みたいな

「え~ まだ寝てないのに~(泣)」という事が、よくあります。

損した気分になります。

という訳で・・・
これも全く怖くなかったですね。(笑)   スミマセン^^;

ちょっとこわーい話 No.1 [2008]

 GWも最終日となりました。なんとか一つ位はupしないと・・と焦っていましたが、一番書きたい父の話は、序文を考えるだけで胸にこみ上げるものが・・
あれこれ想い出すほど全然ダメで・・結局断念してしまいました。
また次の機会に頑張ります。

という訳で、今回はまだ可愛かった少女時代の、ちょっとこわーい話を・・

小学校三年生位だったかなぁ。
夜中にふと目が覚めたんです。
そしたら、誰かがふすまをスーッと開けて入ってくる気配が・・・
当時、二階の八畳間に祖母と妹と一緒に寝ていました。
祖母は寝ている風だし、両親は下だし、上がってくる理由もないし・・
畳がきしむんですよー  古い家だったから

ミシッ  ミシッ  って・・・・

ゆっくりと、近づいて来るのが分かるんです。
そりゃー怖いってもんじゃあなかったですね!!
心臓バクバクで、頭の向きを変えたくても体が動かない!
怖くて目も開けれませんでした。
とっさに思ったのは 

「ドロボーだ」でした。


だって、足音してましたからね!ユーレイじゃないと単純に思ったんですね。
足音は、私の枕元で止まって、暫くしてまたゆっくりと隣の部屋へ・・・

ミシッ  ミシッ って

隣の部屋は、私の勉強部屋兼タンス置き場で、祖母の古ーい、でっかい、引き出しばっかりの整理ダンスが置いてありました。
そのタンスの引き出しを、開ける音がするんですよ~
何段も・・  古いからゴトゴト音がして・・・

「あー盗まれてるー!おばあちゃんに言わないとー」と、必死で声を出そうとするんですが、口が開かない!
いつの間にか音もしなくなって、安心したのか寝ちゃったんですね

朝起きて、私一人大騒ぎしたのは、言うまでもありません。
みんなに、「なにか盗られてないか見て!」って言ってんのに

「夢じゃろ」


の一言で、あっさり片付けられてしまいました。
あんなに怖い思いをしたのに・・・
「もう知らん」と、ふくれっ面でした。

あれは何だったんでしょうねー。本当に今でもはっきりと覚えてるんだから夢ではなかったと、信じているのですが・・・

大して怖くなかったですね・・・スミマセン^^;
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